TLF 革のデザインコンテスト 2017

ファッション、インテリア、生活雑貨など、
新しい価値を生み出すアイデア大募集!

革コン2017!最終審査結果発表

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写真提供:井田 大介 / 作品名:The only thing that constant is change

革コン2017!最終審査結果発表

2017年12月6日(水)、第97回東京レザーフェアにて最終審査結果が発表、表彰式が開催されました。受賞作品(最優秀賞、優秀賞、佳作)を公開いたします。クリックすると大きい画像がご覧頂けます。 ご応募いただいた全ての方、投票に参加いただいた皆様、ありがとうございました!

クリエイティブ部門
最優秀賞

フルジップブーツパーカー

大縫 理央

国際トータルファッション専門学校

テーマ〜着るブーツ〜 サルバドール・ダリの履く帽子からインスピレーションを受け、日常を非日常に固定概念にとらわれない服。フードを被った時にブーツの形になり、ブーツを着ているようなデザインにしました。

優秀賞

marmalade

根本 新太

首都大学

とろけるようなジャムの形から着想を得て、革靴をジェル状に分離し、ソックス(伸縮素材)に張り合わせる再構築を行いました。足首からソールにかけて伸縮素材で一つに繋がり、足にフィットします。ソックスと靴を組み合わせた事例は幾つか挙げられます。しかし、このシューズは足首から足裏までソックスを行き渡らせることで、伸縮性という機能をもたらします。サイズ選びに困ることもありません。

優秀賞
  • 酒革す

    秋谷 正夫

    千葉県立船橋東高校

    熱燗のとっくりを革で包むカバーです。やわらかな革の感触で酒をかわすことで、手から心まで温まります。

  • 篝火

    岩見 紗希

    東京モード

    鬼灯をテーマにデザインした間接照明です。鬼灯の実の部分に穴が開いていて照明になっています。全て革でできていますが、本物の鬼灯の鉢同様、竹籠に入っています。

  • 青空下の桜

    孫 孟君

    東京モード

    青空の下の桜束をイメージしてデザインしました。浅いピンクや青緑系の服やドレスなどのコーディネートがおすすめです。

  • クレイジーなミカン

    谷守鵬

    東京モード

    バッグの外形をミカンに設計して、かわいくて目を引くスタイルだ。バッグを開け、各ミカンの房は一つの袋として独立している。品分けに物を各ミカンの房に入れることができ、バッグ全体の使用率を効率的に向上させる。品分けに物をバッグに入れて、バッグの清潔さを最大限にアップするだけではなく、物探しの時間も節約できる。

  • 足は何センチ?

    丹野 愛未

    東京モード

    靴はもちろん、インテリアとしても使える靴、見ているだけでもワクワク出来るようなものを、と思いデザインしました。普段のコーディネートに一味加えたい時にも、気軽に取り入れられます。一見シンプルな靴ですが、街で見かけたら思わず二度見すること間違い無し‼︎

  • 重工業の美しさ

    バヤスラ

    文化服装学院

    重工業の機械や衣服やらイメージしました。鈍重な服も自分の美しさである。

  • パクパクバッグ

    本村 光輝

    東京モード

    子供の頃に折り紙で遊んだ想い出を元に、パクパクとバッグを合体してみました。パクパクの口の開きと、リバーシブルによるシルエット変化で2倍楽しめます。紐を調節できるなど機能性もあります。大人も子どもも楽しめる、遊び心溢れるバッグです。

  • ワニ革ジャン

    山下 ほたる

    愛知県立起工業高校

    ワニ革ジャン口をガバッと開けたかっこいい鰐を服にできたらと思い、また、ワニのごつごつして強いイメージを表現するには革がひちばんだと考え、デザインしました。

プロダクト部門
最優秀賞

キメラ

田辺 健人

社会人

情報のあふれすぎた現代。コピー&ペーストで過剰に膨れ上がった情報。コピーを少しだけ変えただけのもの。その連鎖・・・そんな現代×今の自分の気分×革 をコンセプトにデザインしました。

優秀賞

鉄サビと重厚感

仲座 裕哉

ヒコ・みずの

自分が住んでいる近くには工場地帯があります。そこで見た建物や壁のサビが記憶に鮮明に残っているため、それを作品にしてみようと思いました。

優秀賞
  • トラピゾイドダレス

    岡田 俊夫

    社会人

    ダレスバッグは医師や弁護士などが黒や茶色をかかえているイメージですば、明るい色やカラフルな感じで普段使いに楽しめる物を作りたい!フロントパネルにペン差しや、切符やホルダーを!実物は逆台形(トラピゾイド)で上部のクリアランスを確保する予定。

  • MY BOUQET GLOVES

    定井 舞美

    大阪文化

    Glovesと組み合わせることでよりファッショナブルに、そしてFlowerは取り外してイヤリング・ブレスレット・ネックレスetc.. 個々にアクセサリーとしても身に付けられる仕様にし、より人の身体に装飾美として馴染み、レザーの特性を活かしていつまでも長く愛されるアイテム提案をします。 またパターンを駆使し、レザー独特の質感で実現出来るフォルムを完成させ、質感/色味/風合い/レザー独特の長所 全てを用いられるよう研究を重ねます。

  • Leather Hands

    庄子 就

    札幌市立大学

    近年ロボット義手というものが段々と一般に普及し始めておりますが、そこで一つ気付いたのがそれらの製品のファッション性の低さです。未だ技術屋の作ったモノという印象を強く持たせるロボット義手に、新しい要素を加味したいと思い考案しました。革というのは見た目のオシャレさだけではなく、その耐久性や柔軟性など機能面でも高い実用性があり、これは義手という人の体の一部になるモノを覆うにふさわしい性質だと考えています。使っていくほどにその人に「馴染む義手」が作れるのではないかと思います。

  • 落書き靴

    得能 慎司

    社会人

    子供の頃、ズックと呼ばれていたスニーカーしか履いたことがない自分にとって、大人がはいている革靴は憧れでした。本格的な革靴は高くて買ってもらえないので、勉強机やテーブルにいろんな落書きをしていました。靴の絵を落書きで描くことでその思いを閉じ込めていた記憶があります。その頃の思い出から、昔書いていた絵をそのまま実物の革靴にしてみたいと思いました。制作技法としては染めでクレヨンのタッチを描き、サイドジップのスリッポンを制作します。

  • 真紅の学ラン

    鳥居 学

    社会人

    革で作った学ランを見たことがないと思いました。しかも赤(真紅)です。ただ作るだけでは、おもしろくないので北風と太陽をテーマに全面パッチワークをします。背中にも全面入ります。本体パッチワーク全部を手縫いで作ります。裏地はインド綿でボタンは日本の古銭です。色使いを一色にしたのは真紅の強調と普通に着るためです。

  • カブトガニのベルトポーチ

    中澤 宏行

    社会人

    カッコイイビジュアルのカブトガニのベルトポーチをリアルに再現します。ライダーやロッカーなどレザーファッション好きが身に付ければ、目立つと思います。

  • 傾奇靴

    廣瀬 友和

    職業開発センター

    現在、伝統芸能といわれる歌舞伎も、400年前は革新的な芸能とされてきました。この度は、過去から現在に至るまでの長い間、大きく変わることのなかった革靴を革が持つナチュラルな風合いを活かしつつも、皮底特有の摩耗によるソールの交換を減らし、履き込んだ皮底とできるだけ長くすごせるようにソールのシステムをデザインました。また、アッパーは革新でありながら未来のスタンダードでありたいという思いから、歌舞伎をモチーフにしました。古典的製法を活かしつつも、革新的アイデアを組み込んだ靴になっております。

  • EXPRESSION

    布施 貴之

    社会人

    紳士靴ではブローキングという穴飾りや、切り口をギザギザにするギザ飾りで靴の表情を多彩にする技術がよく使われますが、鞄に応用されることはあまりありません。また。日本には伊勢型紙という、細かな無数の穴で模様を作り出す伝統工芸があります。そこでこれらを融合することで、穴飾りが主役となる鞄を表現しました。男女を問わず、幅広いシーンで使える鞄になればと思っています。

プロダクト部門 佳作

  • kaleidoscope

    土肥 華奈子

  • Pasture bag

    志倉 実夏子

  • 春夏秋冬

    上野 寿子

  • TWO SIDES

    田辺 健人

  • コウモリ

    金 普 賢

  • 木目込式ブレスレット腕時計

    尾川 哲朗

  • パンプキンバッグ

    岩本 梨沙

  • fall apart

    ティーラニコル

  • hold yourself

    ティーラニコル

  • 革傘

    甲斐 香南子

  • GYU

    今井 美沙季

  • あるまじろ

    鈴木 春奈

  • 遊べる!汽車のバッグ

    千代 真吏奈

  • 森の釣り人7デスクライト

    橋本 廉

  • ダクトシューズ

    村田 麻里子

  • Arms

    中村 忠j裕

  • SUMO BUCKET

    布施 貴之

  • おりずるスマホスタンド

    橋本 信子

  • しめ縄

    甲斐 香南子

  • 玄武

    王 啓 鵬

  • レコードバッグ

    近藤 慶哉

  • クモ

    金 普 賢

インターネット一般投票は終了しました

TLF革のデザインコンテスト、応募作品Web人気投票は8月31日をもって締め切らせていただきました。投票に参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。 最終審査の結果はこのページにて、引続きご報告いたしますので、お楽しみに!

インターネット一般投票開始!

TLF革のデザインコンテスト2017、今年もたくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。先日の一次審査を経て、予選通過した作品が決定。今年も皆様の投票による、恒例のWeb投票を開始いたします。[応募作品 人気投票ページ]から、皆様のお気に入りのデザイン画作品を選び、投票してください!

TLF革のデザインコンテスト 2017 応募作品 人気投票ページ (投票は8/31で終了しました)

投票期間:2017年8月1日(火)〜8月31日(木)

応募部門・賞について

最優秀作品には賞金やあなたのアイデア作品を
職人が作ってくれる特典も!

クリエイティブ部門

どなたでも応募できます!(職業、国籍を問いません)指定のデザイン用紙にデザイン画のみでご応募ください。

最優秀賞
1作品/賞金20万円+職人による実物製作サンプル
優秀賞
1作品/賞金10万円+職人による実物製作サンプル
入 賞
8作品/TLFオリジナル革製品

最優秀作品には世界最大の皮革見本市
イタリア「リネアペッレ」にご招待!

プロダクト部門

プロ、アマ問わず、ご自分で製作できる方!デザイン画で応募後、作品製作にて最終審査となります。

※第一次審査を通過された応募者には、製作用の革が提供されます。

最優秀賞
1作品/賞金20万円+イタリア・リネアペッレ見本市にご招待
優秀賞
1作品/賞金10万円
入 賞
8作品/TLFオリジナル革製品
佳 作
40作品

入賞までの流れ

クリエイティブ部門

  • STEP1

    応募期間

    2017年6月5日(月)〜2017年6月30日(金)

  • STEP2

    一次審査

    2017年7月21日(金)TLF審査委員会にて審査、
    二次審査に進みます

  • STEP3

    一般投票

    2017年8月1日(火)〜2017年8月31日(木)
    革コンホームページにてインターネット投票受付

  • STEP4

    最終審査

    10月下旬 ネット投票と合わせてTLF審査員会にて審査、
    各賞を決定

  • STEP5

    入賞発表

    11月中旬 入賞者へ直接連絡

  • STEP6

    表彰式&作品展示

    2017年12月6日(水)第97回TLF会場にて

プロダクト部門

  • STEP1

    応募期間

    2017年6月5日(月)〜2017年6月30日(金)

  • STEP2

    一次審査

    2017年7月21日(金)TLF審査委員会にて審査、
    通過者に対し革素材を支給

  • STEP3

    一般投票

    2017年8月1日(火)〜2017年8月31日(木)
    革コンホームページにてインターネット投票受付

  • STEP4

    製作期間

    2017年8月中旬〜2017年10月14日(土)

  • STEP5

    作品の応募締め切り

    2017年10月14日(土)までに完成品を事務局まで送付

  • STEP6

    最終審査

    TLF審査委員会にて完成品で審査/
    イタリア、リネアペッレ審査委員会にて写真審査 各賞を決定

  • STEP7

    入賞発表

    11月中旬 入賞者へ直接連絡

  • STEP8

    表彰式&作品展示

    2017年12月6日(水)第97回TLF会場にて

応募について

応募要項

応募資格
年齢・性別不問。職業、国籍は問いません(日本居住者の個人に限ります)。
評価基準
  • ・デザインの独創性、先進性
  • ・新たな時代を予感させる先見性
  • ・製作した実物の完成度(プロダクト部門のみ)
  • ・デザインの中に機能性などの工夫がみられる作品(プロダクト部門のみ)
応募概要
  • ◎応募数の上限はありません。
  • ◎革素材を全体の70%以上で表現してください。
  • ◎未発表のオリジナル作品に限ります。
  • ◎模倣とみなされたものは入選後でも資格を取り消します。
  • ◎応募作品(デザイン画)は返却を致しません。
  • ◎応募作品の著作権は、東京レザーフェア審査委員会に帰属するものとします。
  • ◎プロダクト部門の佳作以上の作品は一定期間展示後、制作者に返却いたします。
  • ◎デザイン画:A-4サイズの用紙にカラー着色(CG可)したデザイン画を描いてください。
    ※色や素材などの情報は出来るだけ明記してください。
  • ◎応募用紙は、規定の事項に必ず記入してください。
    ※メールアドレスは間違いのないようはっきりと記入してください。

応募期間

2017年 65日(月)〜630日(金)当日消印有効

応募用紙

指定のデザイン用紙をダウンロードしてご利用ください。

応募宛先

郵送かメールにてご応募ください。

郵 送:
株式会社 オアシススタイリング
〒141-0021 東京都品川区上大崎2-10-34
シティコート目黒4-107
(注:部屋番号が昨年と変わりました)
メール:
info@oasisstyling.com

お問い合わせ
株式会社 オアシススタイリング(担当:津曲)
TEL.03-3440-3337 FAX.03-3440-3336
メール:info@oasisstyling.com

主 催:協同組合資材連
共 催:東京都
後 援:経済産業省・台東区・(一社)日本皮革産業連合会
協 賛:リネアペッレ(ITALIA)

ゲスト審査員

山縣 良和

ファッションデザイナー

セントラル・セント・マーチンズ美術学校卒業
ジョン・ガリアーノの デザインアシスタントを務めた後、帰国
インターナショナルコンペティション ITS#three Italy にて3部門受賞

ベーシックライン「written by」を発表
毎日ファッション大賞・特別賞を受賞
東京ファッションアワード(TFA)受賞

坂部 三樹郎

ファッションデザイナー

エスモードパリを経て、アントワープ王立芸術アカデミーのファッション科を首席で卒業。
帰国後「MIKIO SAKABE」を設立

LVMHプライズ候補となる

萩原 輝美

ファッションジャーナリスト

毎シーズン、ミラノ、パリなど世界のデザイナーコレクションを取材。ファッション雑誌に記事、コラムを寄稿する。大学、専門学校の各種セミナー講師、デザインコンテスト審査員を務める。エレガンスをリアルに落とし込むファッション提案に定評があり、セレクトショップのプロデュースも手がける。最近は着物にも関心を広げ、ファッションと同じように日常にとり入れる企画、提案をしている。趣味は乗馬。

展示会・見本市

48年の歴史を持つ日本最大の「革」の見本市

東京レザーフェアへ行こう!

業界のプロやメーカーに向けて次のシーズンの靴やバッグ用の革・その他の材料が一堂に展示されるビッグイベントです。受付で登録をすれば一般の方も入場できます。最新トレンド情報発信コーナーやトレンドセミナーを開催!

第97回東京レザーフェア [http://tlf.jp]

2017年 12月6日(水)[9:00〜17:00]
2017年 12月7日(木)[9:00〜16:30]

[会場]:都立産業貿易センター台東館

東京都台東区花川戸2-6-5 MAP

● 東京メトロ 銀座線(地下鉄) 「浅草駅」7番出口/徒歩5分
● 東武伊勢崎線「浅草駅」/徒歩5分
● 都営浅草線(地下鉄) 「浅草駅」A5番出口/徒歩8分

世界最大の皮革見本市

「リネアペッレ」(イタリア)

最新トレンドを発表し、世界をリードしている国際見本市です。 毎回、世界各国から2万人前後の来場者があります。 東京レザーフェアとは長年にわたって友好関係にあり、毎回、東京レザーフェア会場にグループ出展するほか、最新素材のトレンドコーナーを設置し、積極的な情報発信を行なっています。

革コン2016受賞作品 ・・・その他、昨年度の受賞作品詳細は[こちら]から

「クリエイティブ部門」受賞作品

  • 最優秀賞

    「絵のぐつ」

  • 優秀賞

    「REFINED LEATHER」

「プロダクト部門」受賞作品

  • 最優秀賞

    「バックジャック」

  • 優秀賞

    「鯉の滝登り」